30,000円以上のご購入で送料無料

プロストアダイレクトの強み

トイレ・便器 排水芯の調べ方

2024年4月26日 更新

トイレ 便器の排水方式と排水芯について【2023】

便器取り替えるにあたってタンクレスや一体型便器や組み合せ便器といった形状や機能選びに目が行きがちかと思います。 しかし、便器には床と壁の2種類の排水方向と排水管の位置を示す排水芯がある為、床や壁の工事などをせずにトイレの購入だけを考えている方や、自分でトイレを交換しようと思っている方はこれらを確認する必要があります。 こちらでは便排水方式と排水芯の基礎的な知識や見分け方、既設便器品番からの調べ方についてご紹介していきたいと思います。尚、基礎知識が不要な方や工事業者の方は既設便器品番からの調べ方をご覧ください。

トイレにおける排水方式とは床と壁どちらに向かって排水するかを指しています。
床に向かって排水する方式「床排水」は主に戸建住宅に採用されており、壁に向かって排水する方式「壁排水」はマンション等の集合住宅に多く見られます。
排水方式の見分け方としましては、床排水の場合、排水管が便器下に埋設されているため排水管を見ることができず、壁排水の場合便器の背面から壁または立管に向かって敷設されている排水管が見えることから簡単に見分けられます。設置先が床排水の場合、壁排水の便器は適合せずその逆もまた然りとなりますので、便器選びの際にはまず、排水方式に気を付けなければなりません。

ちなみに「床排水」はTOTO/ LIXIL/ PANASONICのトイレ・便器共通で「床排水」と表記されておりますが、「壁排水」はTOTO/PANASONICのトイレ・便器であれば「壁排水」、LIXILのトイレ・便器であれば「床上排水」と表記されている為、床排水と混同しないよう注意する必要があります。

床排水

壁排水

床排水排水管写真

壁排水排水管写真

排水芯とは、排水管の中央から壁や床までの距離を指すもので、床排水では壁から排水管の中央までの距離、壁排水では床から排水管の中央までの高さを共に〇〇〇㎜と表記されます。

床排水の便器を取り替える場合は、排水管の距離に応じて排水芯200mmの便器やリモデルタイプの便器(TOTOの場合は264~540mm、LIXILの場合は250~550mm)を設置することにより、床の工事を行うことなく対応可能です。
床排水の基本寸法は壁から200mmとなりますが、排水管の取付位置やトイレスペースによって基本寸法とは異なったり、もともと水洗トイレではなかった所や和式トイレをリフォームされた所などのトイレの場合は、様々な位置に排水管が設置されているため、排水芯が可変のリモデルタイプを用いて対応する形となります。
さらに、LIXILのカスカディーナやTOTOのCS760等からの取替であれば、排水芯120㎜の便器で対応できます。それらの便器でも対応できない場合は、床の工事を行い排水芯200㎜の位置に排水管を移設するのが一般的です。

壁排水の便器の場合は、排水管の高さに対応する排水芯(排水高とも呼ばれます)120㎜か155㎜の便器を設置します。
壁排水は排水芯120mmが基本寸法となっており、近年の新築ではこの寸法のものが多くなっております。 しかし、築古の現場はその限りではなく、155mmのタイプ便器を直管の塩ビ排水管(Y9207)や90°曲がりの塩ビ排水管(Y9201)を使用して155mm、10°曲がりの塩ビ排水管(Y9206)を使用して148mmといった形で調整して対応します。また、ネオレストASネオレストRSなどのタンクレストイレでは120~155mmの範囲で可動するマルチ壁排水ソケットを用いて設置するケースもあります。
このようにどちら排水方向の場合でも、既設の便器がどの排水芯であるかを確認してから取り換え用の便器を選ばなければなりません。

排水心の種類につきましてはこちらでご紹介させて頂いております。

便器やタンクにはそれぞれに品番シールが貼付されている為、品番から排水方式と排水芯をご確認頂くのが確実です。
こちらでは品番から排水方式・排水芯の確認方法についてご紹介致します。

品番から排水方式・排水芯を確認

以下では、品番をもとに排水芯を確認できる資料を掲載させて頂いております。

TOTO 品番をもとに排水芯・取替対応商品を探す

検索

クリア

床排水

すべて表示

壁排水

すべて表示

LIXIL 品番をもとに排水芯・取替対応商品を探す

検索

クリア

床排水

すべて表示

壁排水

すべて表示

以上、排水方式と排水芯についてご紹介をさせていただきました。
排水方式・排水芯共に普段聞き慣れない単語ではありますが、便器の取替に必要な確認事項となっておりますのでトイレリフォームの際には当ページをご参考いただければ幸いです。
当店ではTOTO/ LIXIL/ PANASONICのトイレ・便器を各種取り扱っておりますので、よろしければご検討の際にそちらもご覧いただければ幸いです。

プロストアダイレクト
この記事の筆者

プロストアダイレクト編集部

プロストアダイレクトではTOTO・LIXIL・Panasonicといった、有名メーカー製のトイレ・ウォシュレット・水栓金具等の住宅設備機器を多数取り扱い中。 製品特長をはじめ、機能性・省エネ性・価格帯といったさまざまな視点から製品のご紹介や比較を行い、お客様のニーズや現場に合った機器をお選びいただけるようサイト運営しております。 他にも新製品情報の発信や旧品番から新品番が検索できるページ等をご用意し、販売に限らずお役ち情報も提供いたしております。

排水方式・排水芯を確認する

こちらでは排水方式と排水芯の基礎的な知識や見分け方、既設便器品番からの調べ方についてご紹介しています。メーカー別の品番から排水芯を検索することができます。

便器の排水方式と排水芯について
TOTOトイレ・便器の排水芯一覧表

トイレ・便器の記事

トイレの種類(タンクレストイレ・一体型トイレ・組み合わせ便器)選び方

トイレには大きく分けて「組み合わせ便器」「一体型トイレ」「タンクレストイレ」の3種類あり、それぞれTOTO・LIXIL・パナソニックといった有名メーカー各社が製造しております。こちらでは各メーカーの各種トイレを形状、仕様、水道・電気料金、グラフ化、価格、機能等のカテゴリーに分け比較・ご紹介致しておりますのでご希望に沿うトイレが見つかります。

トイレを選ぶ時の徹底比較

形状別に徹底比較しております。

トイレの節水について

トイレの年間水道料金比較

エコと節電について

トイレの年間消費電力比較

トイレをグラフで見る比較

当店独自の評価をグラフ化

トイレの価格で選ぶ

価格別でみるトイレの比較

トイレ機能一覧表

搭載機能で見るトイレの比較

タンクレストイレ・一体型トイレ・組み合わせ便器の徹底比較

こちらではタンクレストイレ・一体型トイレ・組合せ便器と3つの軸での徹底比較についてご紹介致しております。
TOTO・LIXIL・パナソニックの大手3大トイレメーカーの商品も混じえて解説しておりますので、ご自分にあったメーカーや種類を選ぶ参考してみてください。

タンクレストイレの比較

ネオレスト・サティス・アラウーノを徹底比較

組み合わせ便器の比較

ピュアレストQR と アメージュZを徹底比較

一体型トイレの比較

GG/GG-800とプレアスHS/LSを徹底比較

空間の広さの種類に応じたトイレの選び方(0.4坪/0.5坪/0.75坪/1.0坪)

トイレ空間の一般的な広さ、トイレを設置するにあたっての注意点について解説しております。
タンクレストイレ・一体型トイレ・組み合わせトイレの寸法・価格一覧もご紹介しております。

トイレ空間に合わせたトイレの選び方について

ダイレクトが選ばれる理由

プロストア ダイレクトは、一流メーカー住宅設備機器のトイレ・水栓・給湯器などを卸値価格で販売している会社です。
リフォームに携わる毎日忙しいお客様(一人親方の業者様や工務店様、マンションの管理をしている方)の時間コストを圧縮する(手早くご購入できる)ために、取扱商品35,000点、在庫商品2,300点以上の品揃え!商品仕様などの情報源も支援出来る様なショップを目指しております。

ダイレクトが選ばれる理由

住宅設備機器でお悩みの方は
プロストアダイレクトにご相談ください!

住宅設備機器でお悩みの方はプロストアダイレクトにご相談ください!

また、土日、祝祭日、年末年始、夏季期間は翌営業日以降の対応となりますのでご了承ください。

在庫商品一覧

商品検索

お探しの商品が見つからない場合は、商品名や品番よりお探し頂けます。

検索

copyright © トイレ・便器 通販のプロストア ダイレクト All rights reserved.