グリルの特徴や機能からビルトインガスコンロを選ぶ
2021年10月2日 更新
ガスコンロのグリル部は、未だに「魚焼き器」というイメージを持っている方が多いですが、現行のビルトインガスコンロのグリルは、様々な料理を作ることができる専用調理器が充実しており、とても便利になっています。
グリル調理を上手に活用すると、お手入れにかける時間と手間を大幅に減らすことができます。
そこで当記事では、毎日のお料理をもっと楽しく、もっと手軽にすることができるビルトインガスコンロのグリルについてご紹介していきます。ぜひ、グリルの特徴や機能からビルトインガスコンロをお選びいただく際の参考にしてみてください。
ビルトインコンログリルの基本機能
現行のビルトインコンロは、「水無し両面焼きグリル」と「グリルタイマー機能」の搭載されているグリルがスタンダードとなっております。水無し両面焼きグリルは受け皿に水を入れる必要がなく、グリル調理後の水の処理でやけどする危険性がなくなりました。蒸気があがらないのでカリッと焼き上げることが可能となったり、入れた食材を途中でひっくり返す手間もがなくなったりと従来のグリルに比べメリットもたくさんあります。また、タイマー機能を使えば、設定時間で自動消火されるので、食材に火を入れ過ぎて焦がしてしまう事や、火を消し忘れてしまったといった事も防止できます。その他にもビルトインコンロのグリルには様々な特徴や機能がございますので順番にご紹介させていただきます。
グリルサイズは二種類
グリルの横幅は、「通常サイズ(21~23cm)」と「ワイドサイズ(25~26cm)」の2種類があります。縦幅は通常サイズとワイドサイズで同じ30cm~32cmとなります。
通常サイズとワイドサイズでは、僅かな差ではありますが焼き網に載せられる食材の量やサイズが異なりますので、ご家族の人数や食材のサイズを基準にお選びください。
通常サイズ | ワイドサイズ | |
---|---|---|
サイズ (横幅) |
通常サイズは、横幅が21~23cmです。 通常サイズのグリルは、 ほとんどの機種でグリルの引き出し幅が「長いタイプ(フルオープン)」ですが、 一部機種は「短いタイプ」になります。 |
ワイドサイズは、横幅が25~26cmです。 ワイドサイズは、 グリルの引き出し幅がどの機種も「長いタイプ(フルオープン)」となるため、 食材の出し入れが容易となります。 |
選び方のポイント | 人数や調理によっては十分な量を焼くことができますが、 大きい食材や量の多い調理には不向きと言えます。 ・ご家族の人数が少ない ・グリルの使用頻度が低い ・大きな食材をグリルで調理しない |
大人数のご家庭で料理の量が多い、 ピザなど大きめの料理を作る等の場合に最適です。 ・ご家族の人数が多い ・グリルの使用頻度が高い ・ピザなどの大きな食材を焼いたり、耐熱容器を使用する |
グリルサイズ別ビルトインガスコンロ一覧
通常サイズ | ワイドサイズ | ||
---|---|---|---|
引出し幅が短い | 引出し幅が長い | ||
リンナイ |
メタルトップ (一部機種) | ・マイトーン ・センス ・ユーディア・エフ ・セイフル ・メタルトップ(一部機種) |
・デリシア ・デリシアグリレ ・リッセ |
ノーリツ |
・メタルトップ | ・ファミ ・Sブリンクブラスドゥ |
・プログレ ・ピアットマルチグリル ・ピアットワイドグリル ・スマートコンロ |
魚を自動で焼ける「オートグリル機能」
グリル機能の中でも特に人気機能なのがオートグリル機能です。
オートグリル機能とは、「魚を自動で焼ける機能」で、焼き時間と火力を自動でコントロールし、魚を焼きあげたら自動消火する機能です。
焼き上がりまで完全にグリルにおまかせできるので、普段から魚をよく焼く方や、魚をうまく焼けない、調理が面倒と感じている方にとって大変おすすめな機能となります。
オートグリル機能のメニュー
オートグリル機能は、どのメーカーでも大抵は干物・姿焼・切身といった定番の焼き魚の種類があらかじめ準備されていて、種類選択後、焼き加減を指定するだけで、焼き時間や火加減を自動調節し焼き上げてくれるので、火加減の調整が難しい焼き魚も、焼きすぎて焦げてしまうといった失敗や何回もグリルを開けて焼き加減を確認したり、火加減を調節しなおしたりする必要がなく、調理中のひっくり返す作業なども必要ありません。
※干物メニューがない機種も一部あります。
※オートグリル機能時に使用する焼き網、プレートといった調理器は、機種によって異なります。
※リンナイ製ビルトインコンロデリシア3V乾電池式(液晶あり)、100V電源式ではオートグリル機能を使うために時間設定が必要です。
オートグリル機能搭載ビルトインコンロ一覧
リンナイ |
・マイトーン ・ユーディア・エフ ・デリシア ・リッセ |
ノーリツ |
・プログレ ・ピアットマルチグリル ・ピアットワイドグリル ・スマートコンロ ・ファミ(オートタイプのみ) |
オートメニュー機能
グリルオートメニューとは「メニューから選択し自動で調理する機能」です。メニューと火加減を選択すると自動で、過熱時間を判定して、調理し消火してくれます。
ここでは日常的に使える「トーストモード」「あたためモード」についてご紹介します。
自動でトーストが焼ける「トーストモード」
オートメニューには、グリルを使って「トーストを自動で焼ける機能」があります。ガスの火力を活かし、トースターよりも素早く、外はカリっと、中はふっくら自動でおいしく焼き上げることができるのが特徴です。焼き上がりと同時にグリルが自動で消火するので、焦げてしまう心配もなく、トーストを焼いている間は、他の調理に集中することができるので、身支度で忙しい朝食作りにも大活躍します。
トーストモードは、ミドルグレード以上のビルトインガスコンロに搭載されている場合が多く、焼き網ではなく、プレート状の調理器を使用します。
トーストモード搭載ビルトインコンロ一覧
リンナイ |
・マイトーン ・ユーディア・エフ ・デリシア ・リッセ |
ノーリツ | ・プログレ ・ピアットマルチグリル ・ピアットワイドグリル ・スマートコンロ ・ファミ(オートタイプのみ) |
余分な油をカットしながらあたためられる「あたためモード」
あたためモードは、「作り置きのおかずや買ってきたお惣菜を自動であたため直す」機能です。
余分な油を落としながらあたため直すことができるので、焼き魚や揚げ物のあたため直しに適しています。特に揚げ物は電子レンジで温め直すと水分で衣がふにゃふにゃになってしまいますが、ビルトインガスコンロのグリルに搭載されている「あたためモード」を利用すると電子レンジと比べてカラッと美味しく仕上げる人気機能となります。
家族の帰宅時間が揃わず食事の時間帯がバラバラだったり、食卓にお惣菜を出すことが多いご家庭には特におすすめの機能となっています。
オートあたためモードは、ミドルグレード以上のビルトインガスコンロに搭載されていることが多く、リンナイとノーリツ共にプレート状の調理器を使用します。
あたためモード搭載ビルトインコンロ一覧
リンナイ |
・マイトーン ・ユーディア・エフ ・デリシア ・リッセ |
ノーリツ |
・プログレ ・ピアットマルチグリル ・ピアットワイドグリル ・スマートコンロ ・ファミ(オートタイプのみ) |
グリルで使える専用調理器
現行のビルトインガスコンロのグリルは、焼き網に加え、グリルで使用できる専用調理器が各メーカーから展開され充実しているため、様々な調理に活用できます。
たとえば、焼き物を得意とするプレートタイプ、煮る・蒸すなど多彩な調理に活躍する鍋タイプ等、各メーカーそれぞれ特徴を持った調理器具が販売されています。
調理後の後片付けやお手入れが面倒というイメージが強いガスコンロのグリルですが、グリルを毎日気軽に使ってほしいとの想いで各メーカーから開発された様々な調理器を使用すれば、基本のグリル機能に加えて、もっと手軽に、もっとおいしく、お料理の幅を広げることができます。
ここからはグリルで使える専用調理器の種類と特徴についてご紹介していきますので、ご自分に合った調理器が使えるビルトインガスコンロがどれか選んでみてください。
専用調理器はお手入れが簡単
従来の焼き網の場合、調理後は網の1本1本に頑固なコゲや油汚れがついており、これらを洗い落とすのがなかなか大変な作業となっていました。また、グリルには焼き網・受け皿・グリル庫内・グリル扉と、洗う必要のあるパーツが多く全てをお手入れするのは非常に面倒でした。
しかし、グリル調理器で調理した場合、調理器自体に性能の高いコーティングが施されているため汚れが落としやすくなっており、蓋がついた調理器も多く、グリル庫内にも汚れがほとんど飛び散らないため、グリル調理具だけ洗えばいいので、さらにお手入れが楽になります。
焼き網の場合 | グリル専用調理機の場合 |
---|---|
焼き網、受け皿、サイドカバー、グリル扉、グリル枠など各パーツのお手入れが必要。 面になっておらず、焼き網やグリル枠などは洗うときに安定しないため、洗うのが大変。 |
蓋つき調理器なら使用後に洗うのはグリル調理器のみ! 蓋なしの調理器の場合、サイドカバーやグリル扉のお手入れが必要になるものの、焼き網を使用した場合に比べ、お手入れにかける手間はかなり軽減されます。 |
グリル調理の幅が広がる
焼き魚だけでなく、ヘルシーなノンフライ調理や、煮込み・蒸し料理、無水調理、解凍調理、パンやケーキなど今までフライパンやお鍋で調理していた多彩な料理もグリル調理器だけでできます。
普段食卓に並べるお手軽料理から、来客などのおもてなしでも出せる本格的な料理まで簡単に作れるので、幅広い食事シーンとメニューに対応することができ、様々なシーンでグリルを活用することができます。
調理にかかる手間と時間を減らせる
グリル調理器が使えるビルトインガスコンロは、オートメニューなどの機能により、食材を調理器に入れて、グリルを点火するだけで、あとは料理が完成するまで完全にグリルにおまかせすることができます。その間、火加減を調整したり、食材をひっくり返したりと庫内の様子を見る必要がないので、調理中に他の家事を進めることができます。
また、グリル調理器を使えば、フライパンやお鍋で作っていた料理もグリルで簡単に作ることができるようになるので、調理後のお掃除も省くことができ、時間を効率良く使うことができ、お料理を含めた家事全体で時短を図ることができます。
焼き物調理向けの「プレートタイプ」
プレートタイプの調理器は、食材を選ばないので、焼き魚やお肉料理だけではなく、ノンフライ調理、総菜のあたため、焼き野菜やクッキーといったお菓子など様々な調理に使用できます。
リンナイからココットプレート、ノーリツからプレートパンやクックボックスが販売されていますが、これらを使用すると料理の手間を減らせるだけでなく、焼き網に比べてグリル庫内やグリルパーツのお掃除が格段に楽になるので、グリル使用後の片付けやお手入れにお悩みの方におすすめの調理器です。
メーカー別のプレートタイプ調理器具一覧
メーカー | ||||
---|---|---|---|---|
調理器具 | ココットプレート | プレートパン | クックボックス | |
|
|
|
||
専用の蓋 | ● | ● | ● | |
調理メニュー | 焼く | ● | ● | ● |
ノンフライ | ● | ● | ● | |
あたため | ● | ● | ● | |
トースト | ● | ● | ● | |
冷凍食品 | ● | ● | - |
※対応する調理メニューはシリーズにより異なっております。
ココットプレートの特徴
リンナイから販売されているココットプレートは、網目状の蓋が油の飛び散りを防ぎ、グリル庫内へ飛び散る油の量はわずか1mgとなっています。そのため、グリル庫内の汚れを99.9%カットすることが可能で、グリルのお手入れをする際はココットシリーズひとつを洗えば完了となります。ココットプレートを使用すれば、後片づけの面倒がなく、ニオイも広がりにくいから、気軽にグリルのお料理を楽しむことができます。
また、食材にはしっかりと直火が届き、こんがりした焼き目をつけることができ、ウェーブ状になった底に、食材から出た油が落ちるので、焼き魚はもちろんお肉や、ノンフライ調理もヘルシーに仕上げることができます。
ココットプレート付属のビルトインコンロ一覧
プレートパンの特徴
ノーリツが販売するプレートパンは、焼き網が付属していない「マルチグリル」搭載機種で、焼き網の代わりとして使用できる調理器です。焼き魚やトースト、ホイル焼き、鶏もも肉といった豊富なオートメニューで毎日のお料理をサポートしてくれます。
底面フラットな大きめサイズで、フライパンで作っていた料理も同じぐらいの量で、更にひっくり返す手間もなく簡単に作れるようになります。
プレートパン付属のビルトインコンロ一覧
・プログレ ・ピアットマルチグリル ・スマートコンロ |
クックボックスの特徴
ノーリツが販売する油はねガードがセットになった「クックボックス」は、マルチグリルではなく焼き網グリルタイプのガスコンロに対応しています。グリルプレート波型はプレート底に凹凸があり、油を落として表面がカリッと仕上がります。また、油はねガードがグリル庫内への油はねを99.9%もカットしてくれるのでお手入れも簡単です。
クックボックス付属のビルトインコンロ一覧
ノーリツ |
・ピアットワイドグリル ・ファミ(オートタイプのみ) |
様々な調理が出来る「万能鍋タイプ」
ココットやキャセロールといった万能鍋タイプの調理器は、グリルで多彩な調理ができることが大きな魅力です。これらを1台持っているだけで、様々な調理機器や調理家電の役割を果たすため、複数の調理器具を揃える必要もなくキッチンも広々使うことができます。また、普段のお料理からおもてなし料理まで幅広いジャンルのメニューを作れるので、料理レパートリーを増やしたい方におすすめです。
メーカー別のプレートタイプ調理器具一覧
メーカー | ||
調理器具 | ザ・ココット | キャセロール※ |
|
|
|
煮る | ● | ▲(別売り) |
蒸す | ● | ● |
炊く | ● | ● |
低温調理 | ● | ● |
無水調理 | ● | - |
オーブン調理 | ● | - |
解凍調理 | ● | - |
パン | ● | ● |
燻製 | - | ● |
※上記のキャセロール調理メニューは『プログレ』のものとなります。
ザ・ココットの特徴
ザ・ココットは、リンナイから販売されているガスコンロ「デリシア」専用の万能鍋で、グリルだけではなくコンロ上で使えることが大きな特徴です。グリル庫内の高温を活かして、食材の中までじっくり加熱することができることに加え、コンロ上では火加減が難しい低温調理、食材の持つ本来の旨みを引き出すことができる無水調理など、従来品よりも調理の幅がさらに広がりました。オーブンや圧力鍋の代わりとしても気軽に使える調理器です。また、専用アプリからオート調理することもできます。
ザ・ココット付属のビルトインコンロ一覧
・デリシア |
キャセロールの特徴
キャセロールとは、洋風の蓋付きの厚手鍋のことを指し、一般的にこれで調理した料理のことも指すこともあります。この鍋は、オーブンの中で煮物や焼き物調理をするためにつくられたもので、耐熱性に優れています。
ノーリツが販売するキャセロールは、コンロのような下火バーナーを搭載したマルチグリルで使用でき、お鍋のような感覚で気軽に使える調理器としてとても便利です。お鍋で調理するときのように調理途中で火加減を調整したり、中をかき混ぜたりする必要がなく、コンロ上で作るよりも手間をかけずに1品を完成することができます。できるだけ短時間で料理をたくさん作りたいという方におすすめです。
キャセロール付属のビルトインコンロ一覧
※調理メニューは、シリーズにより異なります。詳しくは、シリーズ詳細ページをご覧ください。
グリルで使えるオプション品
ここまでは主に、ビルトインガスコンロに付属している様々なグリル調理器をご紹介しました。別売りのオプション品を購入すれば上記の調理器を使えるガスコンロや、他にもグリルで使える料理が楽しくなる便利なオプション品があります。ガスコンロにより対応品が異なりますので、各メーカーのオプションページよりご確認ください。
その他オプション品一覧
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オプション品
料理の幅が広がり、快適にコンロを使用できるザ・ココットシリーズ、クッキングプレート、専用土鍋、炊飯釜、炊飯鍋などオプション品の商品一覧
-
ビルトインコンロオプション
キャセロール、クックボックス、プレートパン、ピザプレートなどビルトインコンロを様々な調理法で使える オプション商品一覧
お手入れしやすい工夫が満載
お手入れが大変、ニオイが気になるといった悩みも多いガスコンロのグリルですが、現行のビルトインガスコンロのグリルでは、各メーカーを改良を重ね、グリル専用調理器の機能が充実してきた結果、昔ほどグリル庫内が汚れることが少なくなり、お手入れは格段に手軽になりました。さらに、焼き網を使用した場合でも、お手入れがしやすい工夫が随所に施されております。
ここからはグリルがお手入れしやすくなった3つの工夫についてご紹介致します。
工夫その①.サイドカバー
サイドカバーは、グリル庫内への汚れの飛び散りをガードするためのカバーです。簡単に取り外しができるため、グリル庫内に手を入れて掃除する必要がなく丸洗いができます。
工夫その②.フラット焼き網&クリアコート加工の受け皿
従来の焼き網は、網を支えるための脚部がありましたが、現在の主流は脚部を排したフラットタイプで、ほとんどのビルトインガスコンロにフラット焼き網が搭載されています。フラットタイプなのでガタつかず洗いやすくなっています。また、洗った焼き網を乾かす際には、脚が付いていないので場所をとらずコンパクトで便利です。
こびりついた汚れを落としやすくする黒色のフッ素コート加工は、ミドルグレード以上のコンロにのみ搭載されています。
また、防汚効果の高いクリアコートが施された焼き網下の受け皿は、水で流すだけで油汚れがこびりつくことなくさっと落ちます。ガスコンロを交換後、掃除がしやすくなったと最も実感できるパーツです。
工夫その③. グリルパーツが分解・洗浄可能
ガスコンロ掃除の面倒な部分は、細かい隙間や狭い場所に汚れが入り込んでしまう点ですが、ほとんどの機種でグリルパーツは分解することができます。パーツの形状や分解できるパーツはガスコンロによって異なりますが、ガスコンロはおおまかに、天板、五徳、バーナー部分、排気カバーの4つに分けられます。そのため、それぞれのパーツを丸洗いすることができ、簡単にお手入れすることが可能です!
上記3つの工夫が施されたビルトインコンロ一覧
※フラット焼き網がフッ素コートではなくクロムメッキ仕様です。
ニオイを抑える機能を搭載
グリルで魚を焼いた際に出るニオイや煙、また、グリル庫内に残るニオイや油などのベタつき汚れは、多くの人にとってグリルを使う上での悩みの種となっています。このようなグリル使用中、またはグリル使用後のニオイやお手入れ面でのお悩みを解決したい方におすすめな機能が、リンナイの「スモークオフ」とノーリツの「グリルクリーンモード」です。特徴がそれぞれ違うので、普段の調理食材やお住まい環境など気になるお悩みに合った方をお選びください。
スモークオフ機能
スモークオフ機能とは、グリル庫内の後方に搭載した専用バーナーで、焼き魚などの調理時に発生したニオイや煙を焼き切る機能となります。グリル内のスモークを焼き切ることにより、グリルの外へ出て行くニオイを99%ほど、煙を81%ほどカットすることができます。
特にリビングと一体になったキッチンや、気密性の高いマンション内では、優れた脱煙・脱臭効果を実感できます。
スモークオフ機能があれば、ニオイと煙がこもりがちなキッチンで毎日のように魚を焼いても安心です。
上記スモークオフ機能搭載のビルトインコンロ一覧
リンナイ |
・デリシア ・リッセ |
グリルクリーンモード
グリルクリーンモードは庫内に付着した汚れを燃焼させ焦がすことにより、庫内の魚やお肉のギトギトした油汚れを落とす機能です。同時にガスの高温加熱でグリル庫内に残った気になる臭いを低減します。
グリルクリーンモードを使えば、前に焼いた食材のニオイを低減することができるので、連続でグリルを使用したいときにおすすめです。
操作パネルについているクリーンボタンを押すだけで、いつでもクリーンモードを使うことができます。
※臭いを低減しますが、汚れは除去できませので、定期的なお手入れは必要となります。
グリルクリーンモード搭載のビルトインコンロ一覧
ノーリツ |
・ピアットワイドグリル |