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温水洗浄便座の取付前の確認事項

2023年2月16日更新

今や、トイレになくてはならない存在の温水洗浄便座（ウォシュレット）。ご家庭のトイレに取り付けている方も増えています。しかし、温水洗浄便座を本体を購入しても、自分で設置するのは知識や技術がなければ難しいとお考えの方もいるのではないでしょうか。しかし、近年の温水洗浄便座は後付けで簡単に取り付けが出来ます！今回は、温水洗浄便座の取り付け時の確認事項をご紹介いたします。是非ご活用下さい。

トイレ室内の電源コンセントの有無

ウォシュレット（温水洗浄便座）は電気製品のため、トイレ内にコンセントがあることが必須条件となります。電源コンセントの有無を確認してください。

コンセントがある場合

コンセントがある場合でも、万が一の故障や漏電に備えるため、アース付きかどうかを確認してください。アースには、漏電時に漏れた電流の大部分を大地へと逃し、感電による人体への影響を最小限にする働きがあります。

コンセントが無い場合

コンセントが無い場合は、専門業者による設置工事が必要です。
トイレ外から自分で延長コードを引いてくると、便器使用時や手洗い時にコードに水がかかるリスクが増大します。火災や感電の危険性が高まるので、延長コードは極力使用しないようにしてください。

電源コードの長さ、位置

ウォシュレット（温水洗浄便座）の電源コードの長さは、TOTO、リクシル（LIXIL）、パナソニックの各メーカー製品1m～1.2m程度です。コンセントは本体コード取出口から0.8m以内の壁面に設けてください。電源コードの位置は向かって左側にあります。

便器のタイプのご確認

以下の画像と同じ形のTOTO・INAX製トイレであれば設置可能です。

設置可能なトイレのタイプ

トイレ内の寸法

■各機種の取り付けに必要な寸法（密結タイプの便器に取り付ける場合）

トイレ内の寸法図

■TOTO製密結タイプの場合

品名	アプリコット	ウォシュレットS	ウォシュレットSB	ウォシュレットBV
商品写真
A寸法	255mm以上^※1	260mm以上^※1	345mm以上^※1	345mm以上^※1
B寸法	325mm以上^※3	330mm以上^※3	330mm以上^※3	330mm以上^※3
C寸法	300mm以上^※2	－	－	－

※トイレ内に配管など障がい物がないこともご確認ください。
※1　ワンピース便器の場合は、340mm以上。
※2　オート開閉などを正常に機能させるための寸法です。
※3　脱臭フィルターの取り外しに必要な寸法です。

■リクシル（LIXIL）製密結タイプの場合

品名	PASSO（パッソ）	KAシリーズ	Kシリーズエクストラ	KBシリーズ
商品写真
A寸法	250mm以上	250mm以上	300mm以上	335mm以上
B寸法	240mm以上	240mm以上	240mm以上	230mm以上
C寸法	400mm以上	－	－	400mm以上

シャワートイレのタイプごとにトイレ内での取付けに必要なスペースが異なります。
トイレの本体を中心に左側と右側を別々に採寸してください。
※フルオート便座機能付きの場合、便座先端より前方に400mm以上の空間が必要です。
【注意】洋風便座にシートタイプを取付ける際に、ロータンクより前面に梁、給・排水管がありますと、取付けられない場合がありますのでご注意ください。

■各機種の取り付けに必要な寸法（隅付タイプの便器に取り付ける場合）

隅付タイプの便器に必要な寸法

■TOTO製隅付ロータンク式の場合

品名	アプリコット		ウォシュレットS		ウォシュレットSB		ウォシュレットBV
商品写真
タンク位置	左側	右側	左側	右側	左側	右側	左側	右側
a寸法	400mm以上	255mm以上	360mm以上	260mm以上	430mm以上	345mm以上	430mm以上	345mm以上
b寸法	325mm以上^※5	400mm以上	330mm以上^※5	370mm以上	330mm以上^※5	370mm以上^※5	330mm以上^※5	370mm以上^※5
c寸法	300mm以上^※4	300mm以上^※4	－	－	－	－	－	－
c寸法	300mm以上^※4	300mm以上^※4	－	－	－	－	－	－
d寸法	230mm以上^※6	230mm以上^※6	230mm以上^※6	230mm以上^※6	230mm以上^※6	230mm以上^※6	230mm以上^※6	230mm以上^※6
e寸法	550mm以上	550mm以上	550mm以上	550mm以上	550mm以上	550mm以上	550mm以上	550mm以上

※トイレ内に配管など障がい物がないこともご確認ください。
※4　オート開閉などを正常に機能させるための寸法です。
※5　脱臭フィルターの取り外しに必要な寸法です。
※6　230mm未満の場合は、取り付けできないことがあります。詳細はTOTOお客様相談室へお問い合わせください。

■リクシル（LIXIL）製隅付ロータンク式の場合

図の【Ａ】【A’】【Ｂ】寸法が表①と②のどちらかの条件を満たしていれば取付可能です。
①と②の両方とも足りない場合は、ロータンクの位置を下げる等の工事が必要です。

リクシル製隅付ロータンク式に必要な寸法

品名	PASSO（パッソ）		KAシリーズ		Kシリーズエクストラ		KBシリーズ
商品写真
タンク位置	左側	右側	左側	右側	左側	右側	左側	右側
①	A:170mm以上	A':170mm以上	A:170mm以上	A':170mm以上	A:200mm以上	A':170mm以上	A:240mm以上	A':170mm以上
②	A:130mm以上かつ B:160mm以上	A':130mm以上かつ B:160mm以上	A:130mm以上かつ B:160mm以上	A':130mm以上かつ B:160mm以上	A:130mm以上かつ B:160mm以上	A':130mm以上かつ B:160mm以上	A:150mm以上かつ B:170mm以上	A':150mm以上かつ B:170mm以上

便器のサイズ確認

便器の大きさは2種類あります

腰掛便器の①～④寸法をご確認ください。
便座取付穴径と便座取付穴深さが下記の場合は、別途取付ボルトが必要になります。便座取付穴径：φ19 ～ 21mm　便座取付穴深さ：36 ～ 110mm

エロンゲート（大形）・レギュラーサイズ兼用便座をレギュラー（普通）サイズ便器に取り付ける場合

便座の先端が便器の先端より多少出っ張ったり、便器の縁が見えることがあります。現在のTOTOウォシュレット・LIXILシャワートイレはエロンゲートの使用になっています。

現在ついてる便器の品番から対応するウォシュレットをさがす方はこちら
TOTO 便器・便座組み合わせ確認表
 LIXIL　便器・便座組み合わせ確認表

止水栓のタイプ

トイレの止水栓のタイプによって別途部品が必要になる可能性があります。下記図で止水栓のタイプをご確認ください。

止水栓のタイプの比較

ダイレクトおすすめのウォシュレット（温水洗浄便座）

温水洗浄便座(ウォシュレット)を選ぶ時の確認事項

温水洗浄便座を本体を購入しても、自分で設置するのは知識や技術がなければ難しいとお考えの方もいるのではないでしょうか。しかし、近年の温水洗浄便座は後付けで簡単に取り替え･交換が可能です！今回は、温水洗浄便座の取り付け前の確認事項をご紹介いたしますので是非ご活用下さい。

温水洗浄便座の取付前の確認事項

こちらではTOTO ウォシュレットをTOTO製のトイレ、便器･LIXIL(リクシル) シャワートイレをLIXIL製のトイレ便器を取付可能かの判断をするための一覧表ををご用意いたしました。温水洗浄便座の交換、取り付けの際にご活用下さい。

温水洗浄便座(ウォシュレット)を徹底比較！

温水洗浄便座(ウォシュレット)といっても、デザイン、機能ごとで種類が多岐にわたります。ここでは温水洗浄便座を選ぶ時の違いについて比較いたしました！「新しくトイレを新設するとき、ウォシュレットを買い替えのとき、どこをみたらいいのかな…」とお悩みの方に！ TOTO・LIXIL（リクシル）・パナソニックの大手３大トイレメーカーの商品も混じえて解説しております。温水洗浄便座に長年携わったプロストアダイレクトだからこそできる独自の見解で徹底的にご紹介致します！

ダイレクトが選ばれる理由

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