ピュアレストQRの特徴
はじめに、ピュアレストQRにはどのような特徴があるのでしょうか。当店スタッフが思うメリット・デメリットを並べてみました。
ピュアレストQRのメリット
便器の基本的な機能がしっかり搭載されている
TOTOの中でも特に人気のあるピュアレストQRは、便器に汚れが付きにくく落ちやすい「セフィオンテクト」や、便器鉢内をぐるりと洗い流す「トルネード洗浄」、便器のフチ裏を無くした「フチなし形状」といった基本的な機能がしっかりと搭載されています。
それでいて、比較的お求めやすい価格帯となっておりコストパフォーマンスに優れているのが人気の理由の一つとなっています。
汚れツルリン「セフィオンテクト」
陶器部にセフィオンテクト(CeFiONtect)という特許技術が採用されています。セフィオンテクトは、陶器表面をナノレベルで滑らかにし、汚れを跳ね返すイオンバリアを付けることで、少ない洗浄水量でも自浄力を保持する技術です。この技術は、TOTOの衛生陶器に1999年から採用されており、高純度のガラス層を1200℃で焼き付けることで、実験上では100年近くの長期間にわたって美しさと清潔さを保ちます。

お掃除ラクラク「フチなし形状」
お掃除のしやすさを究めたTOTO独自のデザイン。奥までぐるーっとフチがないから、サッとひとふき、お掃除ラクラクです。

汚れを勢いよく流す「トルネード洗浄」
便器奥の吐水口より水流を勢いよく噴出。トルネード水流で全体を、ぐるりと効率よく洗い流します。

高い節水性
ピュアレストQRはTOTO独自の洗浄方式により、洗浄力を維持しながらも高い節水性(洗浄水量4.8L)を実現しています。毎回の使用が節水につながりますので、環境にも経済にもやさしい選択と言えるでしょう。
ご希望に応じて便座や手洗い器のあり・なしが選べる自由度の高さ
ピュアレストQRは便器・タンクの組み合わせ式となっており、便座や手洗い器を別々に選び組み合わせることができる自由度の高さも魅力の一つです。
例えば「除菌機能が充実した手洗い器付きのトイレにしたい」や「便座はグレードの高いものにしたい」といった要望にも柔軟に対応可能です。予算とニーズに合った最適な組み合わせを見つけることで、満足度の高いトイレ選びに繋がります。
故障部位のみの交換が容易なためメンテナンス性が高い
便器と便座が一体になっている一体型トイレやタンクレストイレでは、便座の故障がトイレ全体の交換となるケースも少なくありません。
しかし、先述の通り、組み合わせ便器であるピュアレストQRの場合は便座だけの交換が可能です。これにより、故障時の費用と手間を大幅に削減できるのです。
タンク式トイレのため、水圧が低い場所でも設置が可能
タンクがないタンクレストイレは水圧が弱い環境への設置ができない場合がありますが、タンクに溜めた水を使用するタンク式トイレであるピュアレストQRは、水圧の低い場所でも問題なく設置できます。
ピュアレストQRのデメリット
見た目が凸凹していて掃除がやや面倒
組み合わせ便器であるピュアレストQRは便器とタンクの隙間や、便座と便器の間に隙間が生まれやすく、タンクレストイレや一体型トイレに比べてほこりなどの汚れが溜まりがちです。また、タンクレストイレや一体型トイレと比べ、寸法的にやや大きめな為、その分掃除する面積も大きくなります。
ピュアレストQRをはじめとした組み合わせ便器のスタイリッシュさは、その仕様上どうしてもタンクレストイレや一体型トイレには劣ってしまいます。トイレのデザイン性を重視する方には、他のトイレタイプの方が合っているかもしれません。
連続使用には不向き
タンクに溜めた水を洗浄水とするタンク式を採用するピュアレストQRは、朝の時間帯など立て続けにトイレを使用する場合等には流せない時間帯が発生し、不便さが生じることがあります。
節水効果が高いゆえに、設置先によってはトイレが詰まりやすくなることも
節水効果が高いということは、必然的に流す水量も少なくなるので、設置先の排水管の状況しだいでは詰まりが発生しやすくなることもあります。
ですが、自治体により洗浄水量が規定されている等の場合には、便器洗浄の水量を増やすことができます。
大洗浄6L・小洗浄4.8L・eco小洗浄4.6Lと、大洗浄8L・小洗浄7.5L・eco小洗浄7Lの2パターンがありますので、ご参考までにTOTOの施工説明書をご覧ください。
トイレ選びのための準備をしましょう
ここからは後悔しないトイレ選びのための準備としてご用意しておくべきポイントをご紹介します。
取り付けるトイレの排水方式や排水芯を確認する
ピュアレストQRに限った話ではありませんがトイレを選ぶ上で重要なのは、設置先との適合となる排水方式と排水芯を把握することです。ここを間違えてしまうと「注文したトイレが設置できない」といった最悪のケースを招く恐れがあります。
特に、設置先が床排水の場合、排水管の位置を目視出来ない為、既設の品番から適合する排水芯を確認し、適合する品番を選ぶ必要があります。
トイレの設置は専門的な知識が必要ですので、プロのリフォーム業者へ設置を依頼するようにしましょう。
ご注文の際は商品品番にご注意を
当店ではピュアレストQRの便器とタンクをセットにした商品や、ウォシュレットをセットにした商品など、お客様のニーズに合わせて商品を展開しています。
例えば、当店の売れ筋No1組み合わせ便器「ピュアレストQRリモデル便器+手洗い付きタンク」セットであれば、品番は「CS232BM+SH233BA」となります。
売れ筋No2組み合わせ便器「ピュアレストQRレギュラー便器+手洗いなしタンク」セットなら「CS232B+SH232BA」となり、さらに色のご指定でホワイト(#NW1)の色品番がつくと「CS232B#NW1+SH232BA#NW1」、パステルアイボリー(#SC1)だと「CS232B#SC1+SH232BA#SC1」となります。
その他にもパステルピンク(#SR2)とホワイトグレー(#NG2)の2色があります。
これにウォシュレット(アプリコットF1A)をセットにしたものでは「CS232B#NW1+SH232BA#NW1+TCF4714AK#NW1」となり、さらに排水方式が壁排水であれば便器の品番は「CS232BP#NW1」となります。
このように、ピュアレストQRは組み合わせの自由度の高さゆえに品番が複雑になってしまうということがありますので、ご注文の際はお間違いのないよう必ずご確認ください。
類似商品のピュアレストEXも要検討
丸みを帯びたおしゃれなタンクが備わった組み合わせ便器「ピュアレストEX」。
ピュアレストEXは QRと比較するとやや高価になりますが、EXの丸みをおびたタンクデザインは、組合せ便器の中では最も洗練された外観を誇っていると言っても良いでしょう。こちらも選択肢として是非ご検討ください。
ピュアレストQRにはない、ウォシュレットのホースをスマートに収めるためのガイドが付属しています。このおかげで、ホースが便器の外に出ないようにすっきりと整理でき、さらに便器の後ろ部分には傾斜が設けられているので、ホースの取り付けが容易です。
便器フチの裏側に汚れが溜まりにくい設計で、スムーズなお掃除を可能にしたデザインに改良されました。QRのフチよりも出っ張りが少なく、前から奥にかけて全体がフチのない形状になっており、これまで目につきにくかった隅々も隠れることがありません。お掃除は一拭きするだけで簡単に終わります。
ご自身のライフスタイルやニーズに合ったトイレを
いかがだったでしょうか。
ピュアレストQRは便座を組み合わせて設置するトイレの為、便座のグレード次第ではタンクレストイレに引けを取らない機能性を保持することも可能です。
しかし、必ずしもすべての機能がユーザーにとって必要とは限りません。例えば、温水洗浄機能の要否、温風乾燥機能の要否などといった形で、どの機能を重視するかはライフスタイルやニーズによっても異なります。
快適なトイレ空間は日々の生活に大きな満足をもたらしてくれますが、トイレの交換やリフォームを普段から意識されている方はあまりいらっしゃらないかと思います。
だからこそ、トイレの交換やリフォームの事前にしっかりと準備と調査を行い、トイレや便座を後悔のないようにお選びいただければ幸いです。