ウォシュレットとは?正しい使い方を知る前に概要を知ろう
温水洗浄機能付き便座よりもウォシュレットと言う呼び方のほうが身近ではないでしょうか。ウォシュレットとは、TOTOより販売されている温水洗浄機能付き便座の商品名で、商標登録がされております。そんな、誰しも一度は耳にしたことのあるウォシュレットではありますが、実はTOTO以外の他メーカー製温水洗浄機能付き便座もLIXIL(リクシル)であればシャワートイレ、パナソニックであればビューティトワレといった形でそれぞれ商品名があります。
【ウォシュレット】はTOTOの登録商標!意外と知らないウォシュレットの歴史と最新機種を紹介
ウォシュレットはトイレを快適にする立役者!
ウォシュレットにはおしりをお好みの温度の温水をお好みの水流で洗うことが出来る点と、便座自体が温かく保たれている為、冬の便座の冷たさにびっくりすることもなくなる点の2つの要素があり、これらがトイレを心地の良い場所たらしめる大きな要素となっております。
このウォシュレットの快適性は「クイーン・オブ・ポップ」と称される歌手のマドンナや「最も稼いだ俳優番付」の1位にも輝いたハリウッドスターのウィル・スミス等の海外のセレブからも強く支持されている程なのでかなりのものといえます。
この様にトイレを快適な空間にするために必要不可欠といってしまっても過言ではない存在がウォシュレットなのです。
ウォシュレットは不衛生?
ウォシュレットを普段使用しない方の中に、衛生面で心配されている方がおられると思いますが、実際は除菌や防汚の機能に気を配った設計をされており、不衛生になりがちなノズルには抗菌効果のある素材が採用されていたり、ノズル部を除菌効果のある水(TOTOであればキレイ除菌水、LIXIL(リクシル)であれば銀イオン水、パナソニックであれば温水での洗浄)で洗浄を施し気になるノズルまわりのキレイを保てるように設計されています。
更にウォシュレットには脱臭機能も搭載されている為、トイレのニオイも気になりません。 また、一部最新機種には使用前、便器内に水を吹き付け汚れを付きにくくする機能などを搭載したものもあります。
この様な理由から、ウォシュレットを使用することは衛生面でも優れているといえます。
ウォシュレット・ビデ機能の正しい使い方
ウォシュレットには、洗浄水や便座の温度やノズルの位置等を調整するため、さまざまなボタンが付いています。
普段使用しない方には、操作が分かりにくいと思われるかもしれません。
基本操作として、おしり(洗浄)、ムーブ、ビデ、乾燥(一部機種)などのボタンがあります。
その他のボタンについては、水温や水の出の勢いを調整するためのものとなっております。
それでは、ウォシュレットに付いている各機能について詳しくご紹介いたします。
おしり(洗浄)ボタンの使い方
おしりボタン(洗浄ボタン)を押すと、ノズルが出て来ます。ノズルから出る水でおしりを洗浄する事ができます。 設定によっては、勢いよく水が出ることがありますので、その場合は勢いを弱く調節する事をおすすめします。 強い勢いの水をおしりに当てた場合、人によっては皮膚や腸の粘膜に傷が付く可能性があります。 洗浄機能の使用する場合ウォシュレットに深く腰掛けることがコツとなっており、洗浄位置が合いやすくなる上に水の飛び散りも少なくすることができます。
ムーブボタンの使い方
次にムーブボタンですが、ノズルを移動させておしりの周りを満遍なく洗浄したり、便意の催しに繋げたりできる機能のボタンとなります。 使い方は、おしりボタンを押した後、ムーブボタンを押すとノズルが動きます。再度ボタン押すと、ノズルは停止します。
ビデ機能の使い方
ウォシュレットについているビデ機能について、知らない方もいらっしゃるかもしれません。ビデはフランス語で「bidet」といい女性の身体に合わせた洗浄機能です。月経時や、産前・産後などに女性器を清潔に保つために使用します。ビデ機能の使い方についてはウォシュレットと同じ要領で使用いただけます。
乾燥ボタンの使い方
ウォシュレットには乾燥ボタンが付いた機種もあります。温かい風をおしりに当て、乾燥させる機能です。おしり洗浄後にトイレットペーパーで軽く水分をふき取った後の仕上げとして使用したり、痔瘻等でなるべくおしりに触れたくない場合に使用しましょう。なお、ウォシュレットの種類によっては乾燥ボタンがない場合があるため、必ずあるとは限りません。ウォシュレットの買い替えなどの場合は乾燥ボタンの有無はしっかり確認しておきましょう。
ウォシュレット・ビデの正しい使い方を知るメリットとは?
ウォシュレット・ビデのメリットは次の通りです。
- トイレットペーパーを節約できる
- トイレのつまりの心配が減る
- お尻や女性器を清潔に保ってくれる
ウォシュレット・ビデを正しく使いこなすことで、快適に過ごすことができます。
ウォシュレットの使い方の注意点とは?正しい使用のタイミング・温度設定・使用時間について
ウォシュレットを使用する際、トイレットペーパーなどでおしりを拭いてからウォシュレットを使うのか、用を足したままウォシュレットでおしりを洗浄するかを悩まれる方が多いようです。 トイレットペーパーでおしりを先に拭いてしまうと、汚れが皮膚に付いてしまいます。 実は便にはインドール、スカトールという化学物質が含まれています。この化学物質が皮膚に残ると、炎症を起こす場合があるのです。 トイレットペーパーでおしりを拭いたつもりが、便を皮膚になすりつけているとも言えます。そのため、ウォシュレットはお尻を拭く前に使用するのが望ましいです。
お湯に溶けやすい便の性質上、温水で洗い流すウォシュレットが効果的である為、ウォシュレットの洗浄水の温度については高めに設定するのがお勧めです。
ウォシュレットの洗浄水の出る勢いについてはおしりに優しい最弱に設定し、洗浄時間も5秒ほどに留めましょう。洗浄を終えた後、トイレットペーパーで水分を軽く拭き取ってください。
トイレットペーパーのみで拭いた場合と比べ、おしりの状態をより清潔に保つことができます。また、洗浄だけではおしりに残った汚れを十分に洗い落とせていないことがありますので、しっかりトイレットペーパーでも拭き取りましょう。
「トイレットペーパー使うのがもったいない」という方もいらっしゃることでしょう。しかし、ウォシュレット使用後はトイレットペーパーの使用量も少量で済むため節約にもつながります。
ウォシュレットの節電機能の正しい使い方とは?省エネ運転でエコに使おう
洗浄水や便座の温度は季節にあわせて設定したり、トイレを使わない時間帯は省エネ運転にするタイマー機能を設定することで快適性を損なわず節電性を高めることができます。※ウォシュレットを普段から使用される方も、この節電機能は一度設定しわすれる事が多いため設定を忘れないよう注意しましょう。
また、TOTO ウォシュレットの一部機種とTOTOの特定の便器を組み合わせた場合、男子小便時やお掃除の時用にトイレの小洗浄を3.6Lから3.4Lに抑え節水性を高めるのに一役買うeco小機能が搭載されているものもあります。
トイレ・ウォシュレット(温水洗浄便座)の電気代を節約する5つの方法
水道代が安くなるトイレの節水方法とは?おすすめの節水グッズも紹介!
まとめ
今回は、ウォシュレットの正しい使い方をご紹介しました。 普段からウォシュレットを使用する方でも、洗浄時間や使用するタイミングなど、見直す機会になれば幸いです。 また、ウォシュレットを使用された事がない方でも、正しい使用方法を学んで使うことで、快適に使って頂けます。 ウォシュレットを正しく使って、快適にトイレを利用してくださいね。
当店では様々なウォシュレットを取り扱っており、ウォシュレットをリモコンのタイプ別・メーカー別・機能性別・価格別にお選びいただけるページもご用意しておりますので、ご検討の際の参考情報としてお役立てください。
温水洗浄便座(ウォシュレット)
-
TOTO・リクシル・パナソニック等の有名メーカーの壁リモコン 温水洗浄便座を卸価格で販売!温水洗浄便座 取替・交換・リフォームに最適な商品が見つかります。
-
TOTO・リクシル・パナソニック等の有名メーカーの袖リモコン 温水洗浄便座を卸価格で販売!温水洗浄便座 取替・交換・リフォームに最適な商品が見つかります。
-
TOTOアプリコットシリーズからウォシュレットS・SB・BV、一体型取替機能部、ウォームレット、普通便座等の商品一覧
-
LIXILシャワートイレパッソ・KA/KBシリーズ・暖房便座・便座等の商品一覧
-
トイレのお掃除時間を短縮したいなら、先進の清潔機能でキレイが続くパナソニック泡コート・トワレを!