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自分でできる!蛇口を交換する手順と注意点をご紹介!

蛇口交換のイメージ

普段何気なく使用する蛇口ですが、故障などのトラブルが起きた際、交換する必要があります。しかし、蛇口を交換するにも確認すべきことや、蛇口の種類について知っておかなければなりません。 そこで今回は、蛇口を交換する手順や注意点をご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。

蛇口を交換する前に確認しておきたいこと

蛇口の交換するにあたって、まずは「交換用蛇口」と「必要な道具」を確認していきましょう。

蛇口のタイプを確認

一言に蛇口といってもそのタイプは様々です。

蛇口の種類を見分けるには、配管の本数が重要なポイントになります。1本の配管でつながっているタイプはワンホールタイプ、2つある場合がツーホールタイプです。配管部分に対応する穴が開いているため、ホールの数で呼ばれています。給水管だけではなく、給湯器などから給湯管がつながっていると、2本で構成されるのです。

レバーやハンドルが2本付いている場合には、見た目ですぐにわかりますが、1本の場合にはどちらも存在します。交換するときは注意しましょう。少し特殊な形状として洗面台で使われるコンビネーションタイプもあります。
取り付け位置によって名称も変わります。壁付きと呼ばれるタイプは、キッチンや浴室で使われているものが多く、壁から配管が伸び、蛇口が取り付けられているのが特徴です。台付きと呼ばれるタイプは、洗面台など設備上部に取り付けられている形状を持ちます。取付位置が違うと、蛇口の方向や形状にも違いが出るため、間違わないように注意しましょう。

洗濯機などに使うため設置されている壁付きは、ほとんどが単水栓と呼ばれているタイプです。構造的にも単純で、水だけを吐出するように作られています。屋外で庭の水やりなどに使われているタイプは、独立した立水栓と呼ばれるタイプです。公園などにある柱状で蛇口がついているものも同じタイプになります。

以上が蛇口のタイプの見分け方となります。 ここからはそれぞれのタイプについてのご紹介致します。
それぞれでご紹介の蛇口につきましては一般的に呼称される名称となっており、
当店サイト上、蛇口 水栓金具(キッチン・浴室・洗面 )でも下記にてご案内の呼称を使用いたしております。

ワンホール/台付き(ワンホール混合栓)

洗面台などに取り付けられているタイプで、配管は1本だけつながっています。お湯と水が混合されて吐出口から出てくる構造が特徴です。配管の径はどれも同じサイズで、位置や高さの問題がなければ異なるメーカーでも取り付けられます。

水道管への穴が1つ。1つの吐水口からお湯と水を混合して出す蛇口で、シンクや浴槽などの上面に取り付けられているタイプ。穴はどのメーカーも同じサイズなので、同じタイプであれば異なるメーカーの蛇口でも取り付けが可能です。

ワンホール/台付き(ワンホール混合栓)

ツーホール/台付き

水道管が2本で1つの吐出口につながっているタイプです。お湯と水を混合して吐出でき、台付きとしてシンクに取り付けてあるものが代表的でしょう。穴の距離は規格で定められているため、オーダーで作ったものでなければ、ほとんどのメーカーのものが使えます。ハンドルもシングルとツーハンドルがありますが、どちらでも問題ありません。

水道管への穴が2つ。1つの吐水口からお湯と水を混合して出す蛇口で、シンクや浴槽などの上面に取り付けられているタイプ。穴と穴の間の距離はどのメーカーも同じなので、同じタイプであれば異なるメーカーの蛇口への交換や、ツーハンドルからシングルレバーへの交換もできます。

ツーホール/台付き

ツーホール/壁付き

壁から配管が2本出ており、水とお湯の配管がすぐにわかるタイプです。蛇口で混合させており、台付きのツーホールと同じように、シングルレバーへの交換も簡単にできます。壁付で同じような形状のものであれば、ほかのメーカーでも交換可能です。

水道管への穴が2つ。1つの吐水口からお湯と水を混合して出す蛇口で、壁に取り付けられているタイプ。ツーハンドルからシングルレバーへの交換もできます。

ツーホール/壁付き

コンビネーション(シャンプー水栓)

シャンプー水栓と呼ばれているタイプは、配管は2本で吐出口とレバーが独立しています。吐出口とレバーとそれぞれ取付位置が別ですので、専用の配置となるケースが大半です。ほかのタイプへの交換は難しく、台ごと入れ替えるなど工事しなければいけなくなります。

2つの穴で吐水口とレバーが独立して取り付けられていて、水道管への穴は1つ。もう1つの穴はレバー専用です。穴が2つありますが、ツーホールタイプからの交換やツーホールタイプへの交換はできません。洗面台に多いタイプです。

コンビネーション(シャンプー水栓)

単水栓、立水栓

単水栓は、構造的にも水だけになるため、穴も給水の1つしかありません。お湯だけのタイプもありますが、構造的にどちらも単純です。立水栓も同じような構造で、蛇口の構造も基本的な形で難しくありません。古い構造ですが、見た目にもおしゃれなデザインのものが作られるようになりました。構造が単純なだけに、水漏れしやすい場所もはっきりしています。洗濯機のように水を出しっぱなしにするところは、緊急止水弁がついているものにすると良いでしょう。

水道管への穴が1つで、1つの吐水口からお湯または水のどちらかのみを出す蛇口。壁に取り付けられているタイプが単水栓で、水栓のみが立ち上がっているものが立水栓です。単水栓や立水栓でも、シングルレバーやおしゃれなデザインの蛇口に交換が可能です。
洗濯機のみに使用する単水栓であれば、緊急止水弁付きの蛇口に交換するのがおすすめです。

単水栓、立水栓

交換に必要な道具を確認

ある程度交換用蛇口の目星がついたところで、交換にあたって必要な道具を確認していきましょう。 蛇口のタイプにもよりますが、以下の道具が揃っていれば交換が可能です。

シールテープ

配管の接続部分に巻くためのテープで、密着することでネジ山などの隙間から水漏れを防いでくれます。蛇口を取り付ける際には必ず巻きつけておかなければいけません。 水漏れを防止するためのテープで、壁付きタイプと単水栓タイプで必要となります。

六角レンチ、プラスドライバー

台付きタイプを設置するためによく使われますが、プラスドライバーは家庭にあるもので十分です。六角レンチは家庭内で使われることは少なく、施工するときには別途用意しておいた方がいいでしょう。大きさに違いがあるため、数種類セットになっているタイプを用意しておけば間違いありません。 主に台付きタイプの蛇口を設置するときに使用します。

モンキーレンチ、水栓締付工具

ナットや六角の頭がついたボルトを外すときは、モンキーレンチが便利です。サイズの適合したスパナがあるのが一番ですが、種類を用意しなければいけないため、モンキーレンチが手軽です。サイズが大きくなると取り扱いがしにくくなるため、小さなタイプを1本用意しておけば間違いありません。水栓締付工具もあります。 単水栓の交換以外で使用します。モンキーレンチは細かい作業に向いたショートモンキーがより便利です。

マイナスドライバー

止水栓を閉めたりするときに使われます。力をかけるケースが多いため、グリップが太いものを用意しておくといいでしょう。パッキンなどが固着して取りにくい場合にもマイナスドライバーが便利です。 止水栓を確認し、開閉にマイナスドライバーが必要な場合は用意してください。

懐中電灯

狭い場所で作業するときには、懐中電灯でスポット的に明るくするのが大切です。 作業中の手元を明るくする目的なので、柄が長く脇に挟めるようなものや、ヘッドライトのような頭につけるものがあると作業をするときに手が塞がりません。 台付きタイプの設置は暗い場所での作業が発生します。

バケツと雑巾

水まわりの作業をするときには、配管の中にある水が外に流れ出てしまう可能性があります。バケツや雑巾などは用意しておくと、被害を最小限に抑えられるため、必須装備です。 吸水性がある子供のオムツやペットシートなども役立ちます。雑巾はできるだけ大きなものを用意しておくと、何かあったときに素早く対応できて便利です。

作業時に周囲が水浸しにならないように気をつけてください。ペットシーツをお持ちの方は周辺に敷いておくと、吸水性が高く処分しやすいので便利です。

蛇口のタイプ別で交換する手順

蛇口の交換イメージ

ここからは取り外しと取り付け含めた大まかな交換手順について蛇口のタイプ別にご紹介致します。尚、交換用蛇口に施工説明書が同梱されている為、それらを確認しながら交換を行うとより確実です。

ワンホール/台付きタイプの蛇口を交換する手順

手順は以下の通りです。

水道の元栓を閉める

水道周りの作業は、まずは元栓を閉めます。これにより水の供給がストップするため、安全に作業ができるからです。設備の近くには止水栓が用意されていたりしますが、うまく機能するとは限りません。経年劣化で傷み水漏れするケースもありますし、固着してうまく回らない場合もあります。どうしても見つからないときだけ、止水栓を閉めて作業しましょう。

まず水道の元栓を止めます。シンクや洗面台の下の給水管や給湯管にある止水栓を閉めても良いですが、経年劣化で止水栓を止めようとしたら給水管が折れてしまった、などといったトラブルが発生する可能性もあります。元栓の場所がわからない、動かないなどの理由がない限りは水道の元栓を閉めてください。

既存のホースを撤去する

給水管と給湯管のホースをニッパーなどの切断工具で切り取り外し撤去します。かなり狭い場所での作業で、どうしても見にくいため、できるだけ手元を明るくして作業をすると安全です。
給水管と給湯管につながるホースを取り外します。狭く暗い場所での作業になるので、ニッパーでホースを切除してから取り外すと作業しやすいかもしれません。

蛇口の本体を取り外し、新しい蛇口を取り付ける

蛇口を取り外すときには、裏側にあるナットから外します。ナットを外すと蛇口本堤を上面から引き抜けるので撤去してしまいましょう。
新しい蛇口用に用意されている取付台を上から設置し固定します。その上に蛇口本体を固定させますが、向きには十分注意して取り付けるのがポイントです。

蛇口の裏側に取り付けられているナットを回して外し、既設水栓を上から引き抜きます。取付穴の上から交換用の新しい蛇口の取付用台(アダプター)を取り付け、蛇口本体を固定します。取り付けの向きに充分気をつけてください(ラベルが背面、ネジ穴が正面)。

逆止弁を取り付ける

古い給水管に、パッキンが残ってるかどうかを確認します。固着して取れない場合には、マイナスドライバーなどを使ってはがしますが、どうしても力がかかるため、手を怪我しないように慎重な作業が必要です。逆止弁には必ず新しいパッキンが付いていることを確認し、給水管と給湯管に取り付けてからホースをつなぎましょう。

元の給水管に古いパッキンが残っていないこと、新しい逆止弁にパッキンが付いていることを確認し、新しい逆止弁を給水管・給湯管に取り付け、ホースをつなぎます。

水漏れしなければ完了

まずは蛇口を閉めておき、元栓を開きます。最初は管に水が通っていないため、一気に水が吹きだすので注意が必要です。吐出口から水やお湯が流れ出たときに、ほかの部分から水漏れがなければ作業完了です。
止水栓を開き、きちんと水が出ているかを確認。ホースの接続部分や蛇口の設置部分から水漏れがなければ完了です。

ツーホール/台付きタイプの蛇口を交換する手順

手順は以下の通りです。

水道の元栓を閉める

まずは水道の元栓を閉めます。もしも見つからないときには、蛇口から配管を追っていった途中にある止水栓を閉めましょう。
シンクや洗面台の下の給水管や給湯管に止水栓があれば閉め、なければ水道の元栓を止めます。

給水管・給湯管のナットを外す

配管の決まりですが、右側が水で左側がお湯になります。水道蛇口を開き、配管内の圧力を下げてから取り外しにかかりましょう。古いパッキンが付着しているかどうかをよく確認しておきます。
向かって右が水、左がお湯の配管です。それぞれのナットを回して外します。止水栓側のナットも外し、古いゴムパッキンと逆止弁が付着している場合は外してキレイにしておきます。

蛇口の本体を取り外し、新しい蛇口を取り付ける

古い蛇口の裏側にナットが付いているので、取り外してから上から引き抜き外します。新しい蛇口をセットするときに、パッキンとワッシャーを取り付けたのを確認し、締め付けます。あまり強く締め付けてしまうと、洗面台などが歪んだり割れるため注意が必要です。これも水漏れの大きな原因となるため、力の入れ方には気をつけましょう。

既設蛇口の2つの穴それぞれの裏側に取り付けられているナットを回して外し、上から引き抜きます。取付穴の上から新しい蛇口を差し込み、パッキン・ワッシャー(座金)・ナットの順に取り付けます。陶器製の洗面台などは、強く締めすぎるとヒビ割れてしまうことがあるので注意しましょう。

給水管・給湯管を接続し、水漏れしていなければ完了

蛇口を取り付けてから、給水管と排水管を接続します。この間にも必ずパッキンが入るのを忘れてはいけません。パッキンは劣化が激しい部品となるため、交換したときには、必ず新品に入れ替えます。最終的に止水栓を開き水漏れがなければ完了です。
新しい蛇口に給水管・給湯管をつなぎます。その際、必ず新しいパッキンを入れましょう。パッキンは付属品として蛇口についていないことがありますが、必ず新しいものに交換してください。止水栓を開き、きちんと水が出ているかを確認。配管の接続部分や蛇口の設置部分から水漏れがなければ完了です。

ツーホール/壁付きタイプの蛇口を交換する手順

手順は以下の通りです。

水道の元栓を閉める

作業の前には元栓を閉めます。配管内に圧力がかかっているため、確認を込めて水を出し、圧力を下げつつ供給が止まっていることを確認しましょう。
水道の元栓を止めます。

蛇口の本体を取り外す

取付脚を見ると、蛇口本体を止めているナットがあります。このナットを外し、蛇口を取り外したら、取付脚を反時計回りに回転させ外しましょう。固着して回りにくい場合がありますが、できるだけゆっくりと力をかけて回します。一気に強い力をかけると、配管に力がかかり、壊してしまうケースがあるからです。
蛇口本体と2つの取付脚をつないでいるナットを回して外し、蛇口を取付脚から外します。次に、配管につながっている取付脚を反時計回りに回して外します。配管を傷めないよう、ゆっくりと作業してください。

接続部分を清掃する

接続部分を見ると、いろいろな汚れがついているのがわかるはずです。サビはゴミなどもありますが、これらが付着したまま作業を進めると、思わぬ隙間ができ、水漏れの原因となります。まずは市販されているワイヤーブラシなどを使ってきれいに除去し、古いシールテープもはがします。
配管と蛇口の接続分にたまったゴミやサビを取り除き、使い古しの歯ブラシなどで掃除します。古いシールテープもキレイに取り除きましょう。

新しい取付脚にシールテープを巻く

取付脚の部分にはネジ山があります。ここから水漏れしてしまう可能性があるため、隙間を作らないためにシールテープを巻きつけます。時計回りに7~8回巻きつけておけば安心です。あまり力を入れて巻き付けると、途中で切れてしまうため、強く巻くより均等に力をかける意識をすると簡単です。
新しい取付脚の壁と接続するネジ部分にシールテープを巻き付けます。均等に力を入れて時計回りに7~8回程度巻き、壁の穴と同じ大きさにします。

取付脚を壁に取り付け、新しい蛇口を取り付ける

取付脚を時計回りに回して取り付けますが、回しすぎるとシールテープが切れます。左右の位置が八の字になるように調節しつつ、やり直したりしないように一発で決めなければいけません。最終的に蛇口本体が水平になるように取り付けますが、もしも、失敗したときには、シールテープからやり直してください。 ナットを締め付けますが、新しいパッキンを取り付けるのを忘れないように注意が必要です。

2つの取付脚を時計回りに回しながら壁に取り付けます。左右の取付脚が八の字になるようにして蛇口本体が水平になるようにしてください。取付脚を回しすぎたり少しでも反時計回りに回したりしたら、シールテープの巻き付けからやり直してください。水漏れの原因となります。
取付脚のナットに付属品の新しいパッキンをはめてから、新しい蛇口のネジ部分にナットをはめて締め付けます。

水漏れを確認し、問題なければ完了

蛇口を閉めてあるのを確認し、元栓を開きます。水が流れたときに、ほかの部分から水漏れがないかを確認しなければいけません。水漏れがなければ作業完了です。
水道の元栓を開き、きちんと水が出ているかを確認。接続部分から水漏れがなければ完了です。

コンビネーションタイプの蛇口を交換する手順

手順は以下の通りです。

水道の元栓を閉める

まずは水道の元栓を閉めます。どうしても見つからないときには止水栓を閉めましょう。
水道の元栓又は止水栓を止めます。

蛇口のシャワー部・ハンドル部を取り外す

蛇口を見ると固定されているナットが見えるはずです。キャップが取り付けられている場合もあるため、つないでいる部分をよく確認してみましょう。つながっている給水管と給水ホースを取り外し、シャワーヘッドやハンドルなどを分解して取り外していきます。

まずは蛇口と元栓(止水栓)をつなぐ固定ナットもしくはキャップを外し、給水管と給水ホースを取り外します。次に、シャワー部・ハンドル部それぞれの台下の固定を、水栓締付工具などでそれぞれを取り外していきます。

接続部分を清掃する

各取り付け部分のネジ山には、必ず汚れが付着しています。ワイヤーブラシを使って汚れが残らないように除去しなければいけません。構造によっては古い逆止弁などを専用部材が使われているケースがあります。これらも取り外しておきましょう。
配管と蛇口の接続分にたまったゴミやサビを取り除き、使い古しの歯ブラシなどで掃除します。止水栓の場合、古い蛇口の逆止弁などの専用部材が取り付けられていることがある為それも取り外しておきましょう。

新しいシャワー部とハンドル部を取り付ける

撤去した部分に新しいシャワーとハンドルをセットします。パッキンやワッシャーなどもセットのものを取り付けます。台の下からナットを締め付けて固定しますが、ぐらついていないか確認しておきましょう。ゆがみやがたつきがあったりする場合には、間に何かが挟まっていたりします。
新しいシャワー部とハンドル部を設置し同梱されている各種パッキンやワッシャーなどを通した後、台下から締め付けナットでそれぞれを締め付け固定します。

給水・給湯ホースを接続する

給湯と給水のホースを接続しますが、それぞれ間違わないように取り付けます。外したときに、どちらかわかるように、目印をつけておくといいでしょう。取り付けた後は、緩みがないかどうかしっかりと確認します。
湯側・水側を間違えないようにそれぞれの給水・給湯配管とホースを接続します。ホースの緩み防止の為、それぞれの配管が確実に固定されているかも確認しておきましょう。

シャワーのホース部を接続する

シャワーヘッドから取り付けられているホースを接続します。ホース側にナットが取り付けられていますが、無理に回すとよじれてしまい、損傷を起こして水漏れする可能性があるため回さないでおきましょう。
シャワーのホースをハンドル部のホースと接続します。この時シャワーホース側のナットは回さないようにしましょう。シャワーホースがよじれて水漏れの原因となります。

水漏れを確認し、問題なければ完了

蛇口が閉まっていることを確認し、元栓を開けます。この時にほかの部分から水漏れしていないかを確認しておくと、問題があったときにすぐに確認できます。水を出したときに、余計な部分から水漏れを起こしていなければ作業完了です。
水道の元栓を開き、きちんと水が出ているかを確認。接続部分から水漏れがなければ完了です。

単水栓・立水栓タイプの蛇口を交換する手順

手順は以下の通りです。

水道の元栓を閉める

ほかの作業と同じですが、まずは水道の元栓を閉めます。この時に家庭で使われている水道設備は全て使えなくなるため注意が必要です。
水道の元栓を止めます。

蛇口の本体を取り外す

水が流れてこないことを確認してから、蛇口の撤去にかかります。水圧がかかっていると思わぬ事故を招くため、一旦蛇口を開き水が出てこないことを確認しましょう。これで配管内部の圧力が下がります。
蛇口の根元を押さえ、反時計回りに回すと外れます。上の方を持つと、回転位置がずれてしまうため根元を持って回すのが基本です。力いっぱい回すよりは、ゆっくり力をかけながら回していくことを意識すると、余計なダメージを与えたりせずに取り外せます。
蛇口の根元をつかみ、反時計回りに回し取り外します。配管を傷める場合がある為、ゆっくりと作業を行いましょう。

接続部分を清掃する

接続部分には必ず汚れがついています。水垢などもついているため、ワイヤーブラシでこすって落としましょう。ワイヤーブラシは100均などで売っているもので十分です。特にシールテープが残ると、後でトラブルを起こすため必ず除去します。
配管と蛇口の接続部のゴミやサビを使い古しの歯ブラシなどで掃除し取り除きます。この時古いシールテープもキレイに取り除いておきましょう。

新たにシールテープを巻く

新しいねじ山部分には、均等に力を入れて引っ張りながらシールテープがゆがまないように巻き付けます。時計回りに約7~8回巻きつけてあげましょう。
新しい蛇口と接続するネジ部分にシールテープを巻き付けます。均等に力を入れて時計回りに7~8回程度巻きつけます。

新しい蛇口を取り付ける

新しい蛇口も、口金を合わせてから時計回りに回して取り付けます。この時にゆがんだ方向についてしまったりすれば、シールテープが切れてしまうため慎重に取り付けなければいけません。失敗した場合にはシールテープからやり直しです。
新しい蛇口を時計回りに回しながら取り付けます。取り付けた後蛇口の向きが中途半端になってしまった場合シールテープを巻くところからやり直しましょう。

水漏れを確認し、問題なければ完了

蛇口が閉まっていることを確認し、元栓を開きます。蛇口を開く前に余計な場所から漏れていないか見ておきましょう。蛇口を開いた後に漏れてこなければ作業完了です。
水道の元栓を開き、きちんと水が出ているかを確認。接続部分から水漏れがなければ完了です。

洗面台の蛇口を交換する際の注意点とは

ここまで蛇口交換するにあたっての確認点や手順をご紹介させていただきましたが、 洗面台の蛇口を交換時の注意点についても触れておきます。
なぜ洗面台の蛇口に限定するのかというと、洗面台には ほかとは少し違った水をためる機能があります。古いタイプにはゴムの排水栓が取り付けられていますが、蛇口とセットなどほかの構造も作られるようになりました。蛇口によって対応するものに交換しなければいけません。

洗面ボウルに水をためる為の排水栓があり、それ対応する蛇口を交換する必要がある為です。
下記にてそれぞれの排水栓の種類をご紹介しておりますので現在の排水栓がどの形式かを確認し、それに対応するものを交換品としてご選定ください。

ワンプッシュ式

機能的にはとてもわかりやすい構造で、ボタンを押すと排水栓が閉まるタイプです。蛇口本体に同梱されているものがほとんどですが、排水金具は別売りが多いため注意しなければいけません。
押しボタンを押すと排水栓が開き、もう一度押すと閉じる。押しボタンは蛇口本体に同梱されています(排水金具は別売り)。

ワンプッシュ式

ポップアップ式

棒が取り付けられているタイプで、押すと開く、引くと閉じる構造を持っています。この引き棒は蛇口にセットですが、やはり排水金具は別売りが基本です。穴の位置は規格があるわけではなく、メーカーによって違います。同じメーカーのものを使えば、同じ形状のものがあるため失敗しません。タイプによっては洗面台に取り付けるものがありますが、この場合には無理に交換せず使えます。 TOTOのポップアップ式の場合、オーバーフローが排水管に直結しておらず、排水口の口径57.5mmか71.5mmであれば、プッシュ式に変更できます。不安な場合には施工業者がメーカーに問い合わせてみましょう。

引き棒を押すと排水栓が開き、引くと閉じる。引き棒は蛇口本体に同梱されています(排水金具は別売り)。ポップアップ式は引き棒用の穴位置がメーカーにより異なるため、同じメーカーの蛇口で交換しましょう。
引き棒が蛇口ではなく洗面台に独立して設置されている場合は、蛇口を交換してもそのまま使用できます。 なお、排水口の口径が57.5mmまたは71.5mmかつTOTOのポップアップ式であれば、ポップアップ式からワンプッシュ式の蛇口に変更が可能です。ただし、オーバーフローが排水管につながっている場合などは交換できませんので、不安がある場合はメーカーや水まわり業者に問い合わせましょう。

ポップアップ式

ゴム栓式

自分で締めるゴム栓式のものは、同時に交換しないでも問題ありません。新しくする場合には同じ径のものを選びましょう。 使用時に自分で開閉するタイプ。交換が必要な場合は同じゴム栓式を選んでください。

蛇口が古いのであればすぐに交換がおすすめ

蛇口が古くなったら、新しいものに交換するのが大切です。蛇口は外から見ると永遠に壊れないと勘違いしがちですが、耐用年数は10年程度となります。 水漏れが目立つようになったら、パッキンなどの部品を交換するのではなく、本体ごと新しくした方が安全です。内部のネジ山なども磨り減り、一部の部品の交換では対応できなくなります。この様に耐用年数を超えた蛇口に限って言えば、修理で何度も手間をかけるより、思い切って新しいものにするほうが確実です。

まとめ

自分で蛇口まわりの修理をするときには、適合したものを用意しなければいけません。水回りの部品もホームセンターなどでも手に入るようになりましたが、通信販売でも素早く手に入る時代です。自分で購入しに行くよりも、自宅に届けてもらう方が手間はかかりません。近くに購入できる場所がないときも簡単に手配できるため、水回りの修理の時にはうまく活用していきましょう。

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