検索
IHクッキングヒーターの耐用年数
IHクッキングヒーターの耐用年数は、大体10年から15年と考えられます。この時期が来たら、IHクッキングヒーター自体が壊れて使えなくなる意味ではありません。修理できなくなる時期がやってくるのを意味しています。
IHクッキングヒーターなどの製品の部品は、メーカーが10年程度保存しているのが基本です。発売初期から行われているため、大体10年から15年経つと部品が枯渇してしまうのです。つまり、故障したとしても部品がない状況が生まれるため、この期間になると限界がくると言えるでしょう。交換できる部品がないため買い換えるしかありません。
IHクッキングヒーターは電気の力を利用するため、ガスのような火はつきません。耐用年数としてみても、ガスコンロより2年から5年長いと言われるのは、この違いがポイントです。掃除するのも簡単であり、センサーなどの故障の原因も少ないため、対応年数が長くなります。
しかし、10年以上使うことを考えれば、細かなところでお手入れしなければいけません。メンテナンスフリーで長く使えるわけではないからです。
クッキングヒーターの交換サイン
IHクッキングヒーターの寿命が近づいてきている時のサインとして調子の悪さが挙げられます。以下に挙げたような症状が出てきた時には、そろそろ寿命かもしれないと注意する必要があるでしょう。
お湯が沸きにくい
IHクッキングヒーターの寿命のサインとして出力不足があります。見た目では分かりにくい部分ですが、お湯を沸かしている時に時間がかかると思ったら、出力が落ちてきている可能性があるので。この状態を見かけたら寿命を疑ってみる必要があるでしょう。
電源が入りにくい
IHクッキングヒーターは、電気製品ですので電源のスイッチがあります。長く使っていると、スイッチまわりの部品が劣化して、電源が入りにくくなるケースがあるのです。原因は内部の汚れや吹きこぼれが付着したことによる劣化で、部品を交換しなければ直りません。
温度調節等一部の機能が使えない
IHクッキングヒーターには様々な機能がありますが、一部使えなくなっている状況は他の箇所にも影響を与える場合があります。内部で損傷している可能性も高く、温度調節などの一部機能が停止していると、接触不良なとも考えられる状況です。
その他症状
全く温度が上がらず、異音がする状況では、内部の故障が考えられます。その後すぐにブレーカーが落ちてしまうこともあるため注意しなければいけません。
IHクッキングヒーターを長持ちさせるためのポイント
IHクッキングヒーターを長持ちさせるためには、普段から気をつけなければいけないポイントがいくつもあります。交換となればかなりの出費が伴うのがIHクッキングヒーターです。生活の中で大切な調理器具となるため、しっかりと理解して使っていきましょう。
天板を傷つけない
IHクッキングヒーターは電気製品として、水の侵入を許さない作りになっています。吹きこぼれたときも内部に侵入しないよう天板が取り付けられているため、割れたり傷ついたりすると故障の原因になるのです。鍋やフライパンなど落とさないよう普段から注意しなければいけません。
天板を傷つけないためにも、あまりに重い鍋は使うのを考えた方がいいでしょう。鍋底も平らなものを選ぶのが大切で、変形した鍋は使わないことが大切です。鍋の空焚きも天板に負担をかけるため十分に注意しなければいけません。
IH対応調理器具を使う
IHクッキングヒーターには対応している鍋やフライパンが決まっています。非対応の製品を使い続けると、天板が割れるなど問題を生じるのです。出力にも影響が出てくるため適切な製品を選んで使いましょう。
煮こぼれ・吹きこぼれを予防する
調理していると起こる可能性があるのが吹きこぼれです。ちょっと目を離した隙に鍋から吹きこぼれるのはよくあります。しかし、IHクッキングヒーターにとっては非常にダメージを与える状況です。もしも、内部まで浸水してしまえばダメージは深刻なものとなるため、普段から吹きこぼれないよう注意しましょう。
普段のお手入れ
普段からのお手入れも故障の予防につながります。調理器具として、どうしても汚れがちなIHクッキングヒーターは、軽い汚れであれば固く絞った布巾で拭くだけで落とせます。油汚れがひどい場合には、台所用の中性洗剤を含ませた布巾を使えば、かなり綺麗に掃除できるでしょう。油汚れでも大切なことは、時間をおかずに拭き取ることです。汚れてすぐ拭き取ってしまえば、誰でも簡単に落とせます。
なかなか落ちない場合には、クリームクレンザーや丸めたラップ、アルミホイルといったものも使えます。落とした汚れはきれいな布で拭き取ればIHクッキングヒーターを長く使うためのお手入れになるのです。普段のお手入れ法につきましては当店内ブログ記事IHコンロ・クッキングヒーターの掃除方法！簡単に頑固な汚れを落とすコツにて詳しくご紹介致しておりますので、よろしければそちらもご覧ください。
グリルの空焼きでお手入れ
IHクッキングヒーターを長く大切に使うためには、魚焼きグリルのお手入れも大切です。劣化を防ぐために行われる方法が、内部の油汚れを焼き切ってしまう空焼きになります。消臭効果もあり、長く使うためには定期的に行いましょう。年に5～6回ほど行えばいいでしょう。
魚焼きグリルの空焼き手順
1．焼き網や受け皿などの部品を外します。拭き取れる汚れは事前にきれいにしましょう。落ちにくい場合には、台所洗剤をしみこませて落としておきます。
2．扉を閉めて、グリルで「お手入れ」の設定でスタートさせます。
3．終了するとブザーなどで知らせてくれますので終了です。
尚、空焼きはメーカーや機種によって操作方法が異なります。事前に取扱説明書をよく読み正しい方法をとるのが大切です。分からない場合には、メーカーなどに問い合わせください。
IHクッキングヒーターの交換は使用年数を目安に
IHクッキングヒーターの不具合があった場合は、使用年数3年以内・故障箇所一部分・消耗品の取替のみで修理可能な場合は修理したほうが良い場合が多いようです。
反対に買い替えた方が良い場合は、使用年数8年以上・修理見積4万円以上・不具合の頻発する場合となっております。
使用年数8年以上の経年劣化による故障の場合は、1箇所修理を行っても、他の箇所でも故障が発生しやすいため、結果的に、新しいIHヒーターに交換した方が安く抑えられる場合もあります。
プロストアダイレクトは、リフォームに携わる全てのお客様に向けて、IHクッキングヒーターを販売しております。分かりやすい現場の設備の特長や、様々な商品仕様のご確認をして頂きながら、お選び頂けるように情報を発信し、それらを明瞭な卸価格にて販売しております。
IHクッキングヒーターの本体が卸値価格で手に入る！プロストアダイレクトのIHクッキングヒーター一覧はこちら
まとめ
IHクッキングヒーターの寿命は細かなところから判断できます。ですが、部品がなくなれば、どうやっても修理できません。これが製品としての限界点につながります。設置してから10年もたてば自然と限界が訪れるため、故障の予兆が見えた時は、早めの交換を考えておくといいでしょう。
IHクッキングヒーターの購入・交換をご検討の際は、ぜひプロストアダイレクトにお任せください。プロストアダイレクトでは、IHクッキングヒーターの本体を卸値価格で販売しておりますため、非常にお買い求め安くなっております。以下のリンクから商品一覧をご覧頂けますので、ぜひ一度ご覧ください。
IHクッキングヒーターの本体が卸値価格で手に入る！プロストアダイレクトのIHクッキングヒーター一覧はこちら
